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​Yamamoto Akane

参加目的・背景

 高校のころから、興味はあったものの、勉強してもなかなかはっきりとした答えを得れないでいた、日本や世界における女性の地位の問題について、世界中の当事者がどのように考えているのか知り、その主催側である、国連、政府、NGOのつながりを学ぶ絶好の機会だと思い、応募しました。応募時、周りにこの問題をフランクに語れる友人や大人が少なかったこともあり(留学中であるということも重なって)、同じように女性の地位向上に興味関心を持ち、その課題のためにニューヨークまでくるような熱意溢れる方々とお話し、議論したかったことも大きいです。

 

 

感想

 私が目標としていた、学ぶことと議論することは十分すぎるくらい果たすことが出来ました。学びとしては、BPWを通してCSWに参加したことで、国連、政府そしてNGOという三者すべてのつながりや役割を、身をもって学ぶことが出来ました。特に見えにくかったNGOと政府の関係性は、日本政府代表部ブリーフィングに参加することで理解が深まりました。そして、このインターンに来たことで得られたのは、何よりもBPW関係者の方々、インターンの仲間との出会いです。

日本各地から集まったパワフルな女性たちと一緒に過ごした2週間は毎日が新しい知識とアドバイスと議論でいっぱいでした。出逢いに恵まれ、日本で私たちがこれからどう行動していけるか、選択肢が広がったように思います。CSWに来ることが目的ではなく、これが始まりだなと強く感じました。これからCSWで学んだことを全て使い、日本における女性の問題意識の低さを高めていけたらと思っております。

2030の社会の理想像

 2030年というと私たちインターンの世代が社会において、中心的な役割を果たす時代になっているでしょう。その時、私たちインターンのような、女性の地位を上げたい、発言力のある、強い女性たちが、日本における「普通の女性」になっているはずです!というかしてみせます!私たちがスタンダードになって初めて女性が女性として輝く社会になるのだと思います。

 

 

次のインターン生へのメッセージ

 このインターンを知り、参加することを決めた時点で、皆さんはすでに問題意識を持ち、立ち上がった強い女性です。この2週間は自分の好きな分野に関する知識や意見を存分に深められる時間です。その時間をどれだけ濃く充実した時間にするかは自分次第だと思います。若い日本人女性のCSW参加はとても歓迎されてると感じました。どんどん質問をして、話聞かせてもらい、自分の中に疑問や意見を持ってください。それを相談し、議論する相手は幸せなことにすぐ近くにたくさんいます。こんな楽しいことはないですよ!最高の2週間を過ごしてください。

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